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書籍

津軽の近代と外国人教師

津軽地方と西洋文化のかかわりは、東奥義塾を中心に展開した。
東奥義塾は、明治5年11月、弘前に設立された私立学校で、旧弘前藩学校の体制をほぼそのまま引き継ぎ、洋学中心の教育を行った。
その中心となったのが、開学から明治13年まで在職した5人の若き外国人教師であった。なかでも3代目に来日したジョン・イング(在任期間1874.12-78.3)は、その在任期間の長さと、与えた影響の大きさから、特筆される。
本書は、外国人教師と生徒との心あたたまるエピソードを交えながら、明治初期の津軽と、ジョン・イングらの出身地アメリカ中西部との、草の根的な日米交流の歴史を、アメリカで新たに発見された史料などをもとに、描く。
重要な日記史料は、日米対訳で紹介。

 

アルファデザインでは、アートデレクションから、装丁、組版まで制作すべてを担当しました。

 

http://www.iwata-shoin.co.jp/bookdata/ISBN978-4-87294-799-1.htm

北原 かな子 著
(青森中央短期大学教授)
2013年4月刊
A5判・160頁・並製本
ISBN978-4-87294-799-1 C1021
1400円 (税別)
岩田書院

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